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 1月末から2月にかけて、中高年のスキーツアーで北海道・富良野スキー場に行って来ました。北海道のスキー場は、ニセコ以外は初めてで楽しみにしていましたが、出発日に新千歳空港が雪のため閉鎖になり、いきなりパンチを喰らいました。ご承知の通り、冬の新千歳空港ではよくある事で、3年ほど前にも同じ経験をしています。仕方なく一旦家に帰り、翌日再度伊丹から出発しました。また、全員中高年のため、日程を1日ずらしても皆さん支障がないという事で、結局当初と同じ5日間滞在出来ることになりました。この辺が中高年のツアーの強みですね(笑)。

 富良野スキー場は別添地図のように、富良野ゾーンと北の峰ゾーンの大きく2つに分かれています。また2つのエリアは連絡コースで結ばれており、自由に行き来が出来るようになっています。

 今回参加のメンバーは全員中級までで、初めのうちは中級コースのクルージングを楽しんでいましたが、すぐに飽きてきて、非圧雪で新雪やこぶのある上級コースを滑ろうということになり、みんなで挑戦しました。いろいろな上級コースに挑戦しましたが、転倒したりソリをはずしたりしながら、なんとかコースを下りたというのが実情です。しかしながら、みなさん非圧雪コースの魅力に取りつかれ、後半は頻繁にこれらのコースに挑戦し、回数を重ねる毎になんとか様になって滑れるようになったように思います。

 今回の経験で、上級者が圧雪したところよりも、非圧雪コースの方を好んで滑っていることが理解できたような気がします。

 なお添付している機中からの北アルプスの写真は、1月に蔵王に行ったときに撮ったものです。