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 7月14日に、ラバウルから成田に夜帰国した関係で、成田に1泊し、翌日、京成スカイライナー(旧型)の乗り収め(7月17日から新型スカイライナーが新路線で運行)を兼ねて、佐倉市にある国立民俗博物館へ行ってきました。

 佐倉市はご承知の通り、佐倉一高の、かの超有名人長嶋茂雄の出身地ですが、佐倉城もかなり有名で戦前はこの城址に佐倉連隊が置かれ、現在はその後に、国立歴史民俗博物館が建てられています。

 この博物館には、原始・古代から現在までを6つの期間にわけそれぞれ展示されていますが、第六展示室の現代のコーナーには、佐倉連隊の兵舎の再現や本物の三八式歩兵銃が展示されています。

 これらの内容は、以前新聞で2回ほど取り上げられ、一度見ておきたいと思っていたところでした。兵舎の再現されたものはなかなかリアリティがあり、戦前の若者は徴兵され、これらの兵舎で寝起していたのかと想像するだけで、現在の自由と平和のありがたさを痛感した次第です。本物の三八式歩兵銃は手にとって10cmほど持ち上げることが出来るようになっていましたが、約4Kgもあり、この銃と雑嚢を常時携行しての行軍は、それこそたいへんというような言葉では言い表せないなと感じました。

 帰りは、京成佐倉から京成成田まで戻りそこから京成上野までスカイライナーに乗って帰りましたが、この日の乗車日は15日で、翌々日の17日から新路線で新型スカイライナーが時速160Kmで成田空港まで走りますので、旧型の最後の乗り収めになりました。