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 3月9日から15日まで(実質スキー4日間)、カナディアンロッキーにスキーに行ってきました。

 山中のバンフの町を拠点として、世界的に有名なレイクルイーズとサンシャインの両スキー場を2日間づつ滑りましたが、何といっても雄大な数キロのダウンヒルを、豪快に一気にクルージングする爽快さは日本では味わえません。

 カナダではバンクーバーに近いウィスラーも有名ですが、新潟と同様雪質はイマイチとのことで、バンクーバーから更にカルガリー(かつて冬季オリンピック開催)まで1時間余りフライトが要る、バンフのほうが人気が高いようです。ここはロンドンからも頻繁に直行便が飛んでおり、またカナダはかつての大英帝国の一部であった歴史もあり、英国人が多数来ています。ガイドの話では約3割になるのではとのことで、我々の宿泊したホテルやスキー場でも多くの英国人に会いました。

 一方、バンフの町は人口8000人(夏は1万人になる)程度の国立公園の中にある小さな町ですが、そのうち約1割にあたる800人の日本人が定住しているとのことで、観光産業しかないこの町で、日本人の観光客もまた如何に多いかの証明になるのではと思います。

 日本のスキー場のようにホテルに温泉が無いのが残念ですが、日本食のレストランも何軒かあり、和食の味も日本と変わらず、中高年でも食事に苦労しない点も評価でき、病み付きになりそうです。