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 22日から27日まで米国西海岸、ラスベガスから一部ルート66を通ってグランドキャニオンまで行って来ました。ロスから実質4日間のバス旅行でしたが、1日の走行距離が500〜600kmにおよび、米国西部の広大さ雄大さ(雨がないのでほとんど荒野)を実感できる旅でした。以下はそのポイントです。

1.ラスベガス
 ご存知のとおり、世界一のエンターテイメントの都で、カジノがあることもあり、何回も来たくなる所というのがわかりますね。海外旅行に行ったら、同じツアーの達人達にいつもどこが良かったか聞いていまして、ラスベガスは、皆さんの回答でも常に5位前後に入ってくるのですが、その理由が良く理解できました。

 ナイトショーで、プレスリーばりの金ぴかの衣装を着たエンターテイナーのロックにシビレ、50年代のあの繁栄を謳歌した時代が今でも伝わってくる感じです。アメリカのオールディズのライブハウスが大阪にもありましたが、やはり本場は比べ物になりませんね。

 それからカジノですが、やはり人間にとってこの魅力には勝てませんね。例のハマコーが何億も一晩で負けたことが容易に想像できます。当方初心者が手軽に出来るスロットマシーンで遊びましたが、2〜3時間で数百ドル負けました。勝っていれば、すぐまた明日にでも行きたい気持ちになっていると思います。

2.R-66
 ご承知のとおり、アメリカのMother Roadとも呼ばれており、シカゴからロスまで3600Kmあまりの2車線で、1920年代に完成し、70年代に4車線のインターステート高速が出来るまでの大動脈で、古き良きアメリカを象徴する道路です。かつて日本でも白黒TVの時代に「R-66」が放映されましたので、あのテーマソングを覚えておられる方も多いと思いますが、私もその一人で、今回の旅行の動機にもなりました。

 しかし今は、ブツ切れになり、それぞれの土地での生活道路になっているとのことで、今回もセリグマンからキングマンまでのわずか150Km程度を走ったに過ぎません。それでも各所に「Historical Road R-66」の面影が残り、フィッシュテールのシュチュードベーカー?などの車もあり、途中の土産物ショップでは十分この道路の雰囲気を堪能し、記念になるものを沢山買いました。

3.グランドキャニオン
 超有名ですし、先日熊谷さんの西部自然公園大旅行にもありましたので、よく撮れた写真はそちらを見ていただくとして、ヘリで上空から見学しましたのでその感想を一言。

 当方今回ヘリに乗るのは、初めてです。ヘリはローターが止まればアウトなので、従来からヘリには乗らないことに決めていまして、今回も当日まで悩んでいましたが、ガイドの、「乗った人はみんな感激して帰っていきますよ」との一言で決断しました。

 しかし以前と違い、現在はかなり安全運行に徹しているとのことで、全く心配するような飛行ではありませんでした。まず天候第一で、当日も雨天模様でしたので管制官の許可が出るまで待機させられました。また一人一人体重測定をして、乗客5人の乗る位置をヘリのバランスをとるため指定されます。飛行についても峡谷の上空だけで、昔のように谷の中まで高度を下げて入りませんので怖いという感じはなかったですね。

 以上でお終いですが、また今度沢山お金をもって(まあ、死ぬ前でしょうか・・・)ラスベガスへ行きたいですね。