連休前の4月下旬1週間石垣島に滞在して、まる4日間の講習(海洋実習と座学)を受け、念願のスキューバーダイビングのライセンス(Cカード)を取ることが出来ました。

　ダイビングをするには(世界中どこでも)この資格が無ければ出来ませんが、しかし資格を取ったからと言って、どこでもいつでも自由にダイビングが出来るかといえば「NO」です。

　ご承知のようにダイビングは一つ間違えれば生死に直結する危険なスポーツです。(勿論魅力もその怖さと同じくらい大きい)　従って、ダイビングの経験を積んで(まあ50本〜100本ぐらいでしょうか)自分で自由に何でもできるようになるまでは、インストラクターに十分にケアをしてもらいながら、ダイビングをする必要があります。

　ダイビングで一番怖いのは、浮上するときに罹る減圧症です(これ以外にもいろいろ危険な要素がありますが・・・)。この減圧症は、浮上するときの速度が早い場合や、10m以深にもぐった時(ベテランは30〜40mの深さまで、今回小生は15mまで潜りました)に、深度5m前後で3分間の安全停止を行ってから浮上する必要がありますが、これを怠ったときなどに必ず罹ります。

　小生のように初心者は、無駄な呼吸が多いためボンベの空気の消費速度が速く(今回平均潜水時間は30分、ベテランは同じ容量のボンベでこの2〜3倍の時間を潜っていられる)すぐに浮上しなければなりませんので、このことからだけでも到底、ベテランと一緒に同じように海中深く潜って海中の景色や魚を楽しむことが出来ないことがお分かりいただけると思います。

　ダイビングで素晴らしいところはモルジブやパラオをはじめ、世界中に沢山ありますので、今後1〜2年、石垣島や近場の南紀で経験を積んで、世界中のいろいろな所でダイビングをしたいと思っています。