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 8月の上旬、隠岐諸島へダイビングに行って来ました。隠岐はご承知のように、島前の3島(中ノ島[海士町]、西ノ島[西ノ島町]、知夫里島[知夫村])と島後の隠岐の島[隠岐の島町]の大きく2つに分かれており、島後の隠岐の島には隠岐空港が設置されていて、大阪伊丹からジェット機で約45分の近さです。通年はプロペラ機の運行とのことで、7月から8月に掛けてのみ、ジェット機で運用されているようです。

 隠岐諸島の主なダイビングスポットは、島前の海士町の松島近辺が有名で、島後の隠岐の島にも2つほどあります。今回は、隠岐の島から海士町へ渡る、高速船の待ち時間の半日を利用して、隠岐の島の布施地区で2本潜り、海士町の松島付近では4日間で11本潜り、都合13本のダイビングとなりました。

 特に今回のダイビングで、昨年4月、石垣島でダイビングライセンスのCカードを取得してから、遂に100本の大台に乗せることが出来ました。隠岐は沖縄などの南の海と違って、鮮やかな色の魚やサンゴはいませんが、馴染みの深い、刺身にすれば美味しそうな魚ばかりで、その種類とその数の多さに、圧倒されました。

 現地で親しくなったダイバーの皆さんの話を聞けば、ここ隠岐は、そこかしこが自然のままで、癒し系のダイビングにもってこいとのことで、広島に帰省の途中立ち寄る常連さんも多いようです。

 海士町には天然温泉の旅館形式のホテルもあり、当然ながら食べ物は鮑を始め美味しい魚ばかりで、すっかり隠岐のダイビングにはまり込んだようで、これからも毎年夏には1回来たいと思っています。