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 10月の20日から22日まで、2泊3日で初めて石垣島に行ってきました。関西空港から石垣島まで、1日1便だけ直行便が飛んでおり、飛行時間も2時間半程度なので非常に便利で快適です。

 石垣島空港の滑走路は非常に短く、B-737の小型ジェットがかろうじて離着陸できる状態ですので、行くときは関空から直行(燃料を満タンにしていても、到着時は消費して軽くなっているので、着陸できる)ですが、帰りの便は燃料を満タンにすると離陸できないので、宮古島または那覇で途中給油するために立ち寄る必要があり、帰りは厳密には直行便ではありません。

 着陸時は、この短い滑走路の中で停止する必要があるので、着地するとすぐに急ブレーキがかかり、実際乗っている人間にとっては、あまり気持ちのいいものではありません。

 石垣島では、レンタカーを借りて島1周をしましたが、石垣島は小さな島ですので、ゆっくり回っても4時間もあれば十分です。石垣島で特に印象に残っているのは白保の海岸で、以前このあたりを埋め立てて新しい空港を作る計画が、地元の方々を始めいろいろな方面から反対運動がおき、中止に追い込まれた経過は、皆さんご承知の通りです。

 また、かなり以前、この白保の珊瑚礁に、朝日新聞の某Hカメラマンが潜って、自作自演で珊瑚礁に「K・Y」といたずらをして、それを特種と称して、夕刊の1面に、「K・Yって書いたのは誰だ?」と掲載されたことを今でも鮮明に覚えています。(白保の漁師が目撃していて、当然このカメラマンは解雇された。)

 翌日は、A観光の石垣島発着の1日ツアーで、西表島、由布島、小浜島、竹富島の4島めぐりに参加してきました。西表島から牛車で浅い干潟の海を渡って往復する由布島観光と、また島内をゆっくり牛車でめぐる竹富島では、牛車の御者が蛇味線を片手に沖縄民謡(特に有名な、安里屋ユンタ[サー、君は野中のいばらの花か、サーユイユイ])を唄ってくれたのが印象深かったです。