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 この2月中旬マーシャル諸島(昔は群島との呼び方)へ行ってきました。今回JALが直行便のチャターを飛ばすという事とマーシャル諸島へのノスタルジア(マーシャルの歌「私のラバさん酋長の娘・・・」と戦前の委任統治領)、および漠然とした南の島への憧れで、スキーツアーの予定を変更して、このツアーに飛びつきました。

1.JALの直行便
 機長の話によれば、日本からの直行便は史上初との事で、通常はグアムやハワイ経由で20〜25時間かかるところを、わずか5時間半(帰路は6時間)で到着しました。また羽田を深夜出国、帰国は夜に成田とかなり変則で、非常に混雑している両空港のダイヤに割って入るのは大変なようです。
 また今回のチャター便には約200名が参加してましたが、そのほとんどの人はスキューバーダイビングが目的でした。

2.マーシャル諸島共和国
 29の環礁があり、ご承知のようにビキニ(水爆実験)やクワゼリン(米国本土から発射したICBMの迎撃実験基地)が有名ですが、今回行ったのは首都のあるマジュロ環礁のマジュロです。マーシャル諸島は全て海抜3m以下で椰子と海だけの島で産業は特に無く、米国の基地補償費や援助で住民の多くは生活しているとの事です。

3.今回のトピックス
 3日目のシュノーケリングツアーに参加した十数人のなかに、、高校の同級生(実家岸和田、現住所関東で今回夫妻で参加)がいることが分かり、話が弾み、東京在住者でもやっている同窓会での再会を約しました。まあここまでは良かったのですが、南洋の強力な直射日光(歌の2番にもあるように、「赤道直下のマーシャル群島・・・」)とホテルのクーラーにやられ、その晩ダウン。悪寒と酷い下痢で、翌日から2日間、正露丸とビスケットを頼りにずっとホテルで寝ていました(笑)。海外旅行でのダウンは2回目ですが、(体調不良の時は)とにかくホテルでじっと寝ていられることが、こんなにうれしいものかと実感しました。

4.終わりに
 南の島ではダイビングが出来ないと非常に退屈です。また今回のツアーのダイバーの半数は中高年の男女で、いろいろ話を聞きましたが中高年は無茶をしないので返って安全とのことでした。しかし、ダイビングをするためには血圧が高かったり心臓が悪いと出来ないので、先ずは夏ごろまでを目標に血圧を正常にしたいと思っています。実は昨年の定期健康診断で、若い医者に血圧が高いまま放っておくとえらい事になりますよと脅かされて以来、節酒と減量に努めて来ましたが、ダイビングをするかどうかは(出来るかどうか)、今後の精進にかかっています(笑)。