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 先日マブール島に、初めての海外ダイビングに行ってきました。ご承知のように、マレーシアはマレー半島の西マレーシアとボルネオ島にある東マレーシアとの2つに大きく分かれていますが、マブール島は東マレーシアのサバ州にあります。今回のルートは、関空→クアラルンプール、クアラルンプール→コタ・キナバル、コタ・キナバル→タワウ と3回飛行機に乗り、タワウからセンポルーナ(港町)まで車、そこから高速船でマブール島というコースでした。コタ・キナバルへは、関空、成田から直行便も出ていますし、香港乗継でここに来ることも出来るとのことです。

1.キナバル山
 サバ州の州都コタ・キナバル(キナバルの砦という意味)の近くにあり、標高4095mと東南アジア一の高峰で、最近日本の観光客にも人気のようで、登山、トレッキングを目的とした大勢の日本の人たちに空港で会いました。またコタ・キナバルはマレーシア第二の大都会だそうで、ホテルなども林立しており、こんなに大きな都会とは全く知りませんでした。

2.マブール島
 マブール島、カパライ島、シパダン島の3島がそれぞれ船で15分から20分の近くにあり、いずれもダイビングスポットになっており、シパダン島を除く2島に滞在型リゾートで水上コテージの宿泊施設があります。また、このリゾートでは魚釣りは禁止されているとかで、旅行客の全てがダイビングが目的とのことです。まあそれもそのはずで、島と言ってもごく小さな島でほとんど何も無く、ダイビングをしなければ、全くすることがありません。また、一般の旅行客にはほとんどこのリゾートは知られていませんが、ダイビング客にはそれなりに有名なようで、デンマーク、ウクライナ、豪州などからも来ていました。

3.ダイビング
 3日間で、3島のダイビングスポットのうちのごく一部で、都合11本潜りましたが、ベテランの人などは18本潜ったと言ってました(ボートダイブは3本/日、ビーチダイブは無制限)。ここのポイントにはたくさんの大型の魚などもいますが、当方魚にあまり興味が無いので、覚えているのはウミガメとナポレオンフィッシュ(コブダイの1種)の大群ぐらいです。さて一番肝心のダイビングそのものですが、累計50本を超えた今も相変わらず空気消費量が多く、数名のグループで潜っても小生1人だけ皆さんより早く浮上しなければならないことがほとんどでした。ダイビングでは空気の消費量が多いことは致命的な欠陥で、これをある程度まで改善しないと、いつも空気残量を心配しながらのダイビングとなり、皆さんと一緒に行動することは出来ません。また来春から再開しますが、来年は何とかこの課題を多少なりとも改善したいと考えています。