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 7月上旬、サイパンへダイビングに行ってきました。サイパンへは十数年前に息子と二人で体験ダイビングに行ったことがありましたが、まさかリタイア後にファンダイビングに来るとは、当時思いもしませんでした。4日間のうち中2日間潜りましたが、あいにく天気が悪く、両日とも環礁内の穏やかな場所や島の東側のビーチなどでのダイビングとなりました。

 環礁内には沈船や太平洋戦争時に撃墜された川西飛行機の二式飛行艇(4発エンジン)の残骸が沈んでいましたが、この飛行艇は戦争当時米軍により「エミリー」というコードネームが付けられていた為、現在のダイビングポイントの名称が「エミリー」になっています。

 夕食に行った日系のレストランのオーナーが、サイパンは北海道の「夕張」と同じだよと嘆いていましたが、かつて年間40万あまり訪れていた日本人の観光客が今は十数万人まで落ち込んでいるとのことでした。

 ご承知のように、現在関空からはNW航空の1便/日がサイパン線に就航している状況ですが、夏季の期間限定でコンチネンタルが就航するようで、成田からのNW航空の毎日2便への増便と併せて、夏季は日本からの観光客がそれなりに増えるようです。

 帰国日の空港への送迎バスのお客は5人全員ダイバーで、サイパンは日本から近いこともあって、ダイバーにはかなり人気があるようで、ダイビング雑誌の海外ダイビングスポット人気ランキングでもいつも上位に来ているようです。