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 8月上旬、初めて高知の柏島にダイビングに行ってきました。ここはご承知のように、西田敏行の例の「釣りバカ日誌」のロケ地として有名ですが、一方ダイビングポイントとしては、生物の宝庫として日本ではかなり有名なようなので、一度見ておきたい思い、8月は込み合っている沖縄を避けて、8月でも込んでいない、こののんびりした柏島に行ってきました。

 ルートは、新大阪から岡山まで新幹線、そこから在来線の特急などで高知、中村経由で宿毛まで列車で行き、そこからダイビングショップの迎えの車で旅館まで約30分あまりでしたが、6時間半もかかりました。帰りも宿毛から岡山までの直通特急に乗り、岡山から新幹線で新大阪まで戻りましたが、それでも約6時間かかりました。

 先月パプアニューギニアに行ってきましたが、成田からポートモレスビーまで飛行機で約6時間半なので、それとほぼ同じ時間を要することとなり、柏島のこの遠さ(不便さ)が小生にとってかなり苦痛です。

 宿毛には約30年ほど前に家族で車で来たことがあり、会社の友人の出身地である沖ノ島へ船で渡り、彼の実家に宿泊させてもらった事がありました。また数年前に高知から宇和島経由の列車で松山まで旅行した事もあり、この付近は3回目になりますが、いずれもかなり遠かった記憶は3回とも全く同じです。

 さて肝心のダイビングですが、今回透明度も悪く、またもともと小さい生物にそんなに興味のない当方にとって、沖縄の透明度のいい海とくらべたら、ダイビングそのものも、今ひとつと言う感じでした。しかし、今まで200本潜ってきて60分を超えた記録が1本も無い中で、今回6本潜り、そのうち2本が、70分、64分と60分を越える自己最長潜水時間を記録したことはそれなりに意義があったように思っています。