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 この3月上旬、空路羽田空港を経由し、東京駅から長野新幹線を使って、斑尾高原にスキーに行ってきました。大阪から上信越にスキーに行くのに、このルートで既に苗場、万座温泉、野沢温泉などに行きましたが、時間的にも快適さからも東京経由は非常に楽しいルートです。帰りに羽田空港で、昨年10月にオープンした新国際線ターミナルを見てきました。

・斑尾高原スキー場(斑尾タングラムスキー場)

 従来からある斑尾高原スキー場に隣接して、東急が開発した斑尾タングラムスキー場があり、双方から簡単に行き来が出来るようになっています。タングラムスキー場のホテルタングラムには天然温泉の露天風呂があり、スキーの後の風呂は格別で、この幸せは海外スキーではちょっと味わえないものです。

 ここのスキー場で感じたことは写真からもお分かり頂けると思いますが、ボーダーが約9割程度占めており、且つ非常に賑わっているという事です。平日にも関わらずこの賑わい振りで、日本の今のスキー場ではちょっと考えられない光景でした。またボーダーが9割ですので、ほとんど若い男女で占められており、中高年のスキーヤーが溢れている他のスキー場とは一味違う、活気にあふれた華やいだ雰囲気で一杯でした。

 ・羽田空港新国際線ターミナルビル

 ご承知のように、昨年10月、4本目のD滑走路と同時にオープンとなりましたが、見物客も含めて非常に賑わっていました。30人程度の団体さんに聞くと、群馬の商工会議所から日帰りで来たとの事で、会員の見学要望が非常に強かったと言ってました。また江戸の町並みを再現した「江戸小路」では、「写真撮って」と流暢な日本語で、ソウルから来た男性に声を掛けられました。

 数年前に、この羽田の旧国際線ターミナルビルからJALのチャーター機でマーシャル諸島に行ったことがありましたが、確か2階建ての倉庫のような薄暗いショボイ建物だったと記憶しています。当時は名ばかりの国際線ターミナルビルでしたが、今度の新ターミナルビルは国際空港羽田の名声をまた一段と上げていることは間違いないようです。