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 この1月の中旬、昨シーズンに引き続いて、羽田経由で志賀高原に行ってきました。

 前回は広大な全てのエリアを回りましたが、今回バス連絡で不便な横手山・熊の湯エリアと小規模な蓮池・丸池・サンバレーの2エリアはカットして、奥志賀からジャイアントまでの主要なコースを全部滑ってきました。スキー人口の減少とまた平日という事もあり、どのゲレンデも閑散としていましたが、反面、他者に注意を払うことなく、自分のトップスピードで、上から下まで一気に滑ることが出来、爽快感を堪能してきました。

 今回、ゴンドラやリフトなどで、たまたま一緒になった方々の、ちょっとした話を紹介します。

 1. 米海軍第七艦隊水兵3人(焼額山第2ゴンドラのカレーハウスにて)
 どこからと尋ねると、横須賀からとのことで、所属は米海軍第7艦隊とわかり、「第7艦隊は世界最強!」と言ってやったら、喜んでいました。また、小生も数年前、横須賀に「坂の上の雲」でも有名な、記念艦として保存されている戦艦三笠を見に行った事を思い出し、三笠を知っているかと尋ねたら、3人のうちの1人がよく知っていて、他の2人に説明してあげていました。

 2. 東京八王子市から来ていた中高年男性(焼額山第2ゴンドラにて)
 小生の八王子についての知識は、北島三郎の豪邸があることだけでしたので、1000坪ぐらいありますかと尋ねたら、「いや、それではきかないよ。兎に角、プールもあって、6000ボルトの高圧を自宅に引っ込んでいるんだから・・・」との事で、おそらく五十数万の市民で、知らないものはいないのではないかと仰っていました。

 3. 福岡大牟田市から修学旅行で来ていた高校生男子3人(一の瀬ファミリーゲレンデリフトにて)
 福岡から志賀高原までの来たルートを尋ねたら、福岡空港から羽田に飛び、羽田から志賀高原までバスとの事で、ほぼ当方と似たようなルートであることがわかり、日本各地から上信越に行く場合は、やはり東京経由が便利になっている現実を再認識しました。また三池炭鉱で戦後名を轟かせた大牟田の現在の状況を尋ねると、街は寂れていますねと言ってました。