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 6月中旬、やっと念願のアイルランドに妻と駆け足旅行で行ってきました。

 アイルランドはメジャーな旅行先ではないため、適当なツアーでは、催行人数が足りないことが多く、今までも何回か断念を余儀なくされたことがありましたので、今回現地を見て感激もひとしおです。

 ご承知の通り、アイルランドからは沢山の移民がアメリカに渡り、現在その子孫が数千万ともいわれ(アイルランド本国の人口は数百万人)、その中でもかのケネディ大統領の話は超有名なところです。

 EUでのバブルがはじけて、最近またアイルランドから北米に移民する人が増えていると、現地滞在40年の日本人のガイドが言ってました。

 今回アイルランドでの目的は3つ持って行きました。

 一つ目は、モハーの断崖を直接自分の目で見ることでした。モハーはアイルランド語で「破滅」という意味だそうですが、ヨーロッパが大西洋に落ち込んでいく荒涼たる情景は何と言っても圧巻の一言です。

 二つ目は、現地のパブでギネスビールを飲むことでしたが、ゴールウェイの市内のパブに入り現地の方と話をしながら飲むのはなかなかいい雰囲気でした。ポーランドから働きに来ている女性は滞在3か月との事で、ちょっと前までアイルランドは好景気で、東欧から沢山出稼ぎに来ていると聞いていましたが、その名残のような一コマでした。

 最後の三つ目は、アイリッシュウイスキーを買って日本に持ち帰る事でしたが、妻と2人で5本持ち帰りました。国際的にはスコッチほど有名ではないですが、現地で飲んだアイリッシュウイスキーの味も又格別で、最後の1本はトランジットにも関わらずダブリンの空港の免税店で購入し、経由地で没収されることも無く無事持ち帰れました。